遊戯王OCG

「センチュリオン」に今まで足らなかった「妨害効果」「エンブレーマのサーチ」「レベル８シンクロ」が補充されたことで、よりデッキパワーが上がったと言えそうだ。今まで「センチュリオン」は他のテーマと混ぜて使う事が前提ではあったが、今回の新規カードで純構築を組んでみても面白そうだ。

「毒針のニードル」か「猛撃のレイピア」のどちらかとコスト用の昆虫族モンスター１体がいれば、相手フィールドのカード５枚破壊しつつ、攻撃力４０００になった「革命のグラン・パルチザン」と「決戦のビッグ・バリスタ」両方が場に並ぶという状況が作れる。まさに「革命的」な強さを手に入れた「ビー・フォース」の大型エースモンスターと言える。

カードイラストには、「炎王神 ガルドニクス・エタニティ」と「海皇龍神 ポセイドラ・アビス」が描かれており、遊戯王カードゲーム25周年特別映像「Yu-Gi-Oh! CARD GAME THE CHRONICLES」で流れた「炎王」と「海皇」を彷彿とさせるカードだ。

「海皇龍神 ポセイドラ・アビス」は、自分フィールドの「海皇」「水精鱗」エクシーズモンスターの上に重ねてＸ召喚でき、かつカード指定のターン１制限が無い点。つまり①の効果でデッキバウンスした後、重ねてエクシーズ召喚し、さらに効果を発動できる。つまり「転生エクシーズ召喚」が出来るということだ。

レベル９以上の「メメント」モンスターに直接攻撃が出来るようになる効果。対象となるモンスターは「冥骸合竜－メメントラル・テクトリカ」「冥骸王－メメントラン・テクトリカ」であり、すべてのモンスターに直接攻撃効果を付与するため、合計攻撃力８０００でワンショットが成立する。

今までは効果モンスター３体いないと「デモンスミス」展開が出来なかったが、「紅涙の魔ラクリモーサ」が実装されたことで、２体から展開出来るようになった

「Ｂ・Ｆ（ビー・フォース）」の新規カードが来ると言われている。「遊戯王OCGタイムズ」に「シンジ・ウェーバー」役の石川界人氏の出演が決定しており、「シンジ」が使用していたテーマだからだ。「ビー・フォース」はシンクロを主体とするデッキのため、上のシンクロ枠には「ビー・フォース」が来ると考えられる。

先行が展開した後に「増殖するG」を発動して相手プレイヤーの返しの展開を更に抑止してしまう点、海外のTCGでは禁止カードにしている点など、今後「増殖するG」が何かしらの制限になり、代わりに「マルチャミー」が採用される未来は捨てきれない。