【LOST EPIC】ライトな死にゲー?爽快2Dアクションゲームをレビュー

ゲームレビュー

突然だが皆さんは「死にゲー」というジャンルをご存じだろうか。

「死にゲー」とはゲームの難易度が通常のそれより高く、ゲームオーバーになりやすい一人用ゲーム全般の事を指す。
敵からの攻撃がやたら激しかったり、選択肢を間違えると即ゲームオーバーなど、ジャンルを問わず古今東西様々な「死にゲー」がある。

 

その中でも特に有名な死にゲーの1つに「フロムソフトウェア」作品が挙がる。

「Bloodborne」
「ダークソウル」
「SEKIRO」

など「ソウルライク」ゲー、いわゆる「死にゲー」というジャンルを興した立役者である。

▲上の画像は「ダークソウル3」自分もプレイしたがかなりの難易度だった

 

どれもとても面白く評価の高いゲームではあるが、「死にゲー」はその難易度故、ライトユーザーにはどうしても手が出しにくい。

ゲームが得意じゃない人が「SEKIRO」を遊んでも、恐らく一番最初の中ボス「赤鬼」で詰む気がする。
その難しさを超えた喜びを感じてほしい気がしなくもないが、クリア出来ずに諦めてしまったら本末転倒だ。

▲「SEKIRO」最初の中ボス「赤鬼」。ここが1つの試金石になっているかもしれない

 

 

そんな『「死にゲー」を遊んでみたいけど、あまり難しいゲームはちょっと…』
という人におススメしたいのが今回ご紹介する2D横スクロールアクションゲーム
『LOST EPIC(ロストエピック)』だ。

 

▲2Dスクロールアクションゲーム(+死にゲー要素)
『LOST EPIC(ロストエピック)』公式サイト
神と人との戦いを描いた2D横スクロールアクションゲーム『LOST EPIC』。神殺しの騎士となって「神域」と呼ばれる世界を駆け巡れ!ハイテンポなバトルアクションを駆使して、6柱の神の打倒を目指そう!

 

 

『LOST EPIC(ロストエピック)』は累計30万本以上ダウンロードを記録した『EARTH WARS』の開発スタッフが携わっており、2021年6月5日に発売、Steamでのみ遊ぶことが出来る。アーリーアクセスのため現在も修正やバージョンアップが行われている。

 

『LOST EPIC』は2Dアクションゲームでありつつ、スキル成長のカスタマイズや、ハック&スラッシュ要素(バトルをしながら収集やキャラクターの強化が主目的であるゲームジャンル)や、釣りや調理もあるという、ラーメントッピングを全部乗せしたようなゲームだ。

さらに死にゲーに近い要素がありつつ、他の死にゲーほど難易度も高くない、死にゲー入門者に是非お勧めしたいゲームだ。

▲アクション要素以外にも様々なコンテンツが用意されている

 

 

今回は「LOST EPIC」をレビューするにあたり、

  • アクション
  • システム
  • ビジュアル
  • ストーリー
  • やり込み要素

5つの要素をそれぞれピックアップして紹介しよう。

▲購入を検討する際にぜひ

 

ちなみに自分はまだステージ1しかクリアしてないので、もしかしたら検討違いな意見を言うかもしれないが、初期プレイでのレビューということでご了承いただきたい。
(修正点があったら更新します)

 

 

アクション:『コンボ攻撃』で敵をなぎ倒す爽快戦闘

まずは「アクション」から。

「LOST EPIC」は横スクロールで進みながら出てくる敵を倒していく2Dアクションゲーム。フィールドは繋がったマップを1つずつ進んでいく、いわゆる「メトロイドヴァニア」だ。似たようなゲームだと、「ENDER LILIES」「ホロウナイト」がこれにあたる。

▲先に進むとマップが広がっていくのが「メトロイドヴァニア」の特徴

 

 

初期武器は「片手剣」。他に「大剣」「弓」がある。弱攻撃と強攻撃をそれぞれを駆使してコンボ攻撃を繋げていくのだが、このゲームの特徴の1つに「シンギ」というものがある。

▲片手剣は小回りが利いて使いやすい

 

「シンギ」は武器それぞれに付いている固有スキルで、各武器に1つずつ設定されている。

初期武器の「シンギ」は『エリアルエッジ』。武器を大きく振り上げ空中の敵に攻撃出来る。「シンギ」にはリキャストタイムが決まっているため、連続して出すことは出来ないので、通常攻撃と合わせて使う必要がある。

▲対空技「エリアルエッジ」。リキャストタイムは4~5秒程

 

この「シンギ」アクションがなかなか面白い

「シンギ」はいろいろな武器を使い続けるとたくさん習得することが出来、その「シンギ」を組み合わせて様々なコンボ攻撃を繰り出すことが出来る。

例えば、

『弱攻撃→強攻撃→地上シンギ→空中に上げるシンギ→空中攻撃→空中シンギ』

といったコンボも使えるようになる。

そこまでコンボを極めなくてもある程度は戦えるが、慣れてきたらいろいろな攻撃方法を試してみてもいいかもしれない。様々なシンギが存在するので、新しい武器を手に入れたらいろいろ試してみるといいだろう。

▲飛び道具タイプのシンギ「ゲイルエッジ」。空中でも発動可能

 

さらに「シンギカウンター」というものがある。敵が大技を打つ時にタイミングよく「シンギ」を当てると「シンギカウンター」が発動し、敵の行動をキャンセルしダメージを与えられる。タイミングは少しシビアだが、敵に大ダメージを当たるチャンスなので、逃さず狙っていきたい。

▲黄色い「!」が出た時タイミングよくシンギを使う
▲リキャストが溜まってないとシンギは使えないので注意

 

他にも「ガントレット」という魔法が使える装備がある。
「ガントレット」にもいろいろな「シンギ」があり、弾を打ち出すタイプや、回復、攻撃力アップなど様々なものが用意されている。

▲ダメージは小さいが、攻撃を繋げてコンボを途切れないようにすることも出来る

 

このように様々な武器を使って戦う「LOST EPIC」だが、総じてアクションの爽快度はかなり高いように思える。攻撃やジャンプなど1つ1つの動作が早く、敵をザクザク攻撃しながら進むため、プレイ中はかなり爽快なアクションを楽しめる。

3Dアクションゲームだと中々実現が難しいスピーディーな戦いを楽しみたい人にはぜひおススメしたい。

 

 

システム:『ライト向け』死にゲー体験

ここまでで特に「死にゲー」要素が無いように思える「LOST EPIC」だが、実はちゃんと「死にゲー」たる理由がある。

 

敵を倒すと「アニマ」という石が拾えるのだが、この「アニマ」は「武器作成」「武器成長」「アイテム生成」「レベルアップ」など、ありとあらゆることに使われる。

アニマをたくさん集めると戦いが有利になるのだが、ここで勘のいい方ならお気づきだろう。そうこの「アニマ」は死ぬと全てロストしてしまうのだ。


一応死んだ場所まで行けば回収は出来るのだが、「ダークソウル」や「Bloodborne」とまったく同じということだ。「LOST EPIC」が「死にゲー」たるゆえんはここにある。

▲死んだ場所まで来て「アニマ」を回収しなくてはならない

だが安心してほしい。
難易度を自分で設定できるところや、他の死にゲーと比べて雑魚敵が尋常じゃないほど強いということもないので、「死にゲー」要素を踏襲しつつ、カジュアルにアクションを楽しめるのはこのゲームの良いところだ。

逆にゴリゴリの「死にゲー」を体験したい人には少し物足りないかもしれないが。

 

 

またハック&スラッシュ要素「福音」と呼ばれるスキルボードシステムがある。

レベルが上がるごとにもらえるスキルポイントを使って能力値やスキルを新たに覚えることが出来るのだ。どのスキルを覚えてもいいため、自分の好きなように育てることが出来る。

▲どのスキルから覚え始めてもOKだ

道中敵が強いと感じたら、アニマを集めてレベル上げをすれば楽に進める様になるだろう。

 

 

しかし、この「福音」は最初から全てのスキルボードが見えているわけではなく、途中から徐々にボードが解放されていく仕組みだ。なので、スキルポイントの使い方がある程度固定されてしまっているため、そこまで自由に育てられるわけではない。

また武器も「片手剣」「大剣」「弓」の3種のみ。それぞれのジャンルにたくさんの武器(シンギ)が用意されているとは少し物足りない。
せっかくアクションがいいゲームなので、いろんな武器で戦ってみたいところ。

▲細かい違いはあるが、大別すると3種のみ

もし今後アップデートがかかるとしたら、このあたりに手を加えてもらえると、さらに自由なプレイスタイルで遊べるようになるかもしれない。ぜひ期待したい。

 

 

他にも「武器生成」や、見た目が変わる「アクセサリー生成」「釣り」「調理」「菜園」などサブ要素がいろいろ盛り込まれている。上手く使えばより戦闘を楽にこなすことができるようになるため、積極的に活用していきたいところだ。

▲素材を集めていろんな料理レシピを開発しよう

 

 

ビジュアル:美しく描かれる幻想的な世界と可愛らしいキャラクター達

「LOST EPIC」を語る上で欠かせないのが、美麗なグラフィックとキャラクターデザインだ。

 

本作を始めると自分の分身であるキャラクターを選ぶのだが、様々な外見の中から好きなものを選ぶことが出来る。男性女性、西洋風や和風なもの、騎士や魔道士、人外など様々なタイプが用意されている。ボイスも変更可能だ。

▲自分はアプデで追加された「侍」風な女の子を選択。カワイイ

どれもとても可愛らしいので、自分の好みのキャラクターを選ぼう。バージョンアップでモデルも増えていくようなので、今後のアップデートにも期待だ。

ちなみにキャラクターのメインイラストレーターは、「Fate/Grand Order」、「アズールレーン」、「アークナイツ」を描くNamie氏。ファンタジー要素の強い今作に合った可愛らしいデザインだ。

▲NPCも皆可愛らしい

 

ゲームの背景や全体的な世界観、バトルエフェクトなど、とても細かく丁寧に描かれている。
特にアクションシーンはスピーディーな動きと合わさって、ザクザクと剣のエフェクトが描かれているので、見た目派手で華やかだ。

▲ステージによって世界観や背景も変わる
▲特定の技を使うと画面がズームするといった、緩急のある演出も見ていて気持ち良い

 

またステージ事に出てくるボスも迫力があり非常に戦いがいがある。
ファンタジー要素やアニメ調なグラフィックが好きな人にはピッタリなゲームだ。

▲ボスは見た目通りの強敵なので、心して掛かろう

 

 

ストーリー:『神』を討つ『神殺しの騎士』

アクション要素がウリの本作だが、ストーリーについても触れておこう。

 

今作のストーリーは、
「神」の影響で滅びに向かっている「人」を救うべく、主人公は「神殺しの騎士」となって、神の住む「神域」に向かい6柱の神の打倒を目指す。
といったものだ。

▲「神」の影響で「人」が滅ぼうとしている世界

 

途中に出てくる敵は神のしもべ「神民」。それぞれのステージにはそれぞれボスである「神」がおり、その「神」を倒すとステージクリアとなる。

▲6柱の神を倒すために神域へ向かう

 

という風に、「人」が「神」を倒すという、割とシンプルなストーリーなので特に難しく考える必要はないが、ストーリーを楽しみたい、考察するのが好きという人には少し物足りないかもしれない。
登場人物が余り多くない事もあるかもしれないが、何か特別なストーリー設定や、キャラクター背景があるわけではない。

▲一応ボスを倒すと専用セリフが入ったり、スキルが解放されたりする

 

もしかしたら今後アップデートでストーリー重視なイベントが追加される可能性もあるかもしれないが、現状は純粋にアクションを楽しみたい人向けといった感じだろう。

目の前に出てきた敵をひたすら斬る、というシンプルな思考でゲームを遊ぶといいかもしれない。

 

 

やり込み要素:???

最後に『やり込み要素』についてお伝えしようと思ったのだが、冒頭話した通り、自分はまだステージ1しかクリアしていないので、やり込み要素にはまだまだ触れられる状況ではない。

 

なので「多分ここがやり込み要素なんだろうなぁ~?」という『やり込み要素予想(?)』をしよう思う。
ちなみに最後までプレイしたら後からブログを更新するので、予想とどう違ったかチェックしてもらいたい。

 

1.武器(シンギ)集め

恐らくここが一番のやり込み要素だと思う。

武器はそれぞれ固有のシンギが設定されているが、この「シンギ」はステータス画面上では最大256と書いてある。
つまり256種類の武器シンギが存在するということだ。

武器は生成する以外にも、「武器進化」というものがありそれぞれ素材が必要なため、当然レアな武器にはレアな素材というケースも出てくるだろう。

アイテムのドロップは確率のため、レアドロップの確率がかなり低い場合は、根気よく敵を倒す必要が出てくるかもしれない。

▲全て実装されているかは定かではないが、右上に最大256と書いてある
▲進化後の武器にも違うシンギが設定されている

 

2.「福音」コンプ

レベルが上がるとスキルポイントが貰え、このスキルポイントを「福音」というスキルボードに使うことで、能力アップやスキルを覚えたりする。

この「福音」の数はかなりの量があるため、全てコンプするのはかなり根気がいりそうだ。
現状1レベルで1ポイント貰える仕様だが、多少緩和されないとかなり苦行を強いられそうではある。

▲ストーリーを進めるとたまに新しい「福音」が出てくるので、どの程度のボリュームがあるのか

 

3.アクセサリー集め

キャラクターの見た目は最初に選んだもので一定だが、アクセサリーという見た目を変えることが出来るオシャレアイテムがある。

生成には「福音」による開放や素材が必要となるのだが、能力は特に変わらないため、更にやり込みたい人向けのコンテンツになるかもしれない。

▲最初から全てのアクセサリーを生成できるわけではない

 

4.隠しボス?

「LOST EPIC」はアーリーアクセスのゲームであるため、定期的にバージョンアップがされる。

なので、今後隠しボスや新しいボスが実装されるかもしれない(もうされている可能性も当然あるが)
アクションが主体のゲームであるため、強くなった事や集めた「シンギ」をいかんなく発揮したいところだ。

 

他にも「料理」のレシピや「釣り」の釣果記録などもあり、細かいところでいろんなやり込み要素がありそうだ。
まだその全容は掴めてないが、続きをプレイしてこちらのブログで報告させてもらいたい。

 

 

総評:意外とお買い得?ライトに死にゲーを楽しみたい人へ

以上「LOST EPIC」のレビューだ。

 

総括としては「爽快でスタイリッシュなアクションゲームを楽しみつつ、メトロイドヴァニア、ハクスラ等、いろんな楽しい要素をてんこ盛りした、ライトな死にゲー」といった感じだ。

『「死にゲー」に挑戦してみたいけど、いきなり難しいゲームはちょっと…』という人はぜひ「LOST EPIC」をぜひおススメする。死にゲー要素以外にもいろいろな事が楽しめるはずだ。
特にテンポよく敵をコンボでなぎ倒す快感はぜひ味わってもらいたい。

確かに他レビューでも言われているような、システム面にいくつか改善点があることは否めないが、今後のバージョンアップで改善もぜひ期待したいところだ。

 

そして最後にお値段だが、実はSteamで¥1,980というお手頃価格だ。
正直、このコンテンツで¥1,980はかなりお買い得だと思うので、ぜひ気軽に楽しんでもらいたい。

たまにSteamのセール対象にもなっているので、気になる人は「ウィッシュリスト」の登録もお忘れなく。

 

『LOST EPIC(ロストエピック)』公式サイト
神と人との戦いを描いた2D横スクロールアクションゲーム『LOST EPIC』。神殺しの騎士となって「神域」と呼ばれる世界を駆け巡れ!ハイテンポなバトルアクションを駆使して、6柱の神の打倒を目指そう!

 

次のゲームでお会いしましょう。

ではまた。

コメント

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