【遊戯王OCG】子どもの頃手に入れたレアカードでデッキを作った話

遊戯王

先日ブログでも書いたが、最近遊戯王OCG(紙の遊戯王)にハマっている。元々マスターデュエルというデータ対戦の方で遊んでいたのだが、ふいにカードを集めてみたくなってBOXでカードを買ったり、カードショップを渡り歩いたりしている。最近は、新規カードの発表や制限改定の内容にソワソワした日々を過ごしている。

 

紙の遊戯王を買ったのは今回が初めてではなく、子どもの頃も少しだけ買ったことはあった。とは言ってもたまにパックをバラで少し買った程度でハマったというほどではなかった。その中で手に入れたレアカードの1つにどうしても気になるカードがあった。

 

▲輝く箔がふつくしい…

「ヴォルカニック・デビル」

ヴォルカニックテーマの中で当時のテーマ内ではエースカードにあたるモンスター。封入されていたパックのイラストにもなった看板モンスターだ。

効果は戦闘後に相手のモンスターを全破壊、さらにはバーンダメージを与えるといった豪快な効果を持っている。ただ、召喚に条件があり場に出しにくい点と、戦闘を介さないと効果を発揮できない点から、使いづらいことは否めず、当時のヴィルカニックテーマ自身の弱さも相まって、あまり注目されているカードではなかったと思う。

 

ただ、それはあくまで世間から見たときの話。子どものころの自分としては、たまたま買ったパックにレアカードが入っていた時の嬉しさは未だに忘れていない(しかも大人になって後から調べるとUL(レリーフ)だった)

しかし、当時のお小遣いではデッキを組むことはとてもじゃないが無理だったため、あくまで観賞用として眺めることしか出来なかった。ただいつか大きくなって、たくさんカードが買えるようになったらちゃんとデッキを組もう。そう思ってクリアファイルに保存して本棚の奥深くにしまった。

 

そして10年以上の月日が流れ、今まさに遊戯王OCGにハマっている自分がいる。これは子どもの時叶わなかった夢を叶えてあげるべきではないのか。今度こそあのファイルの奥深くに眠っているレアカードを輝かせる日が来たのではないのか。

子どものころ描いた想いを胸に、カードショップを渡り歩き必要なカードを集めデッキを作った。それが今回作成した「罪宝ヴォルカニック」デッキだ。

 

▲エクストラデッキは汎用カードを暫定で決定。メインギミックはヴォルカニック。

ヴォルカニックのメインの動き、相手のモンスターの破壊とバーンダメージをメイン軸に、先日のパックで発売された「黒魔女ディアベルスター」の出張ギミックを使って、ヴォルカニックの動きをサポートするデッキを組んでみた。

手札誘発カードを一切採用していないので、どちらかというとカジュアル寄りのデッキだが、自分の好きなテーマで遊びたいならこっちの方が良いと思い敢えてそのようにした。

 

そして何より忘れてはいけないのが、「ヴォルカニック・デビル」の採用だ。なるべく召喚しやすいよう、ヴォルカニック・デビル召喚に必要な「ブレイズ・キャノンートライデント」を2枚積み、さらにそれをサーチできる「ヴォルカニック・ロケット」も2枚積みにした。

正直「ヴォルカニック・デビル」は事故要員になる可能性が高い。ただ、それはあくまで効率を優先した時の話だ。自分の好きな1枚のためにデッキを組むというのも、決して間違ったやり方ではない。自分の好きな様に思うがままデッキを組む。これはカードゲームの面白い所の1つだ。デッキの作り方の答えは1つじゃない。

 

余談だが、このデッキを更に強化するために「憑依覚醒-大稲荷火」を採用予定だ。このカードがあれば、手札によってはワンキルバーンも可能となるため、ロマン枠として採用してみたい。

▲ストラク「精霊術の使い手」にのみ収録。バーンダメージと「火霊術」へのアクセスが可能。

 

後は「篝火」も3積みしたいところだが、1枚あたり2500円近くしているので当分の間は難しいかなと。

▲一向に安くならないので、出たばかりだが早く再録してほしい。

 

後は今後対戦を経てデッキをブラッシュアップ出来ればいいかなぁと思っている。

 

と言う、子どもの頃叶え損ねた夢を大人になってから叶えたというお話だった。自分の想いを乗せて好きな様にデッキを作ってみるのも、たまには良いのではないだろうか。

コメント

  1. 三越伊勢丹 より:

    青眼の究極竜が当たったものの、肝心の融合素材が無く憧れで終わった自分を思い出しました。
    強いカード便利なカード環境カードでは“好き”や“思い出”に勝ることはできないかもしれないですね。
    ただ好きを活躍させるためには高額な便利カードも必要なのがたまにキズかしら笑

    • マルメロ より:

      漫画やアニメに出てくるカードとかだと余計に憧れが強くなりそうですよね(笑)
      自分が好きなカードを対戦で活躍させるのは大変なことが多いですが、その辺りのこだわりと実用性のバランスを考えることもカードの魅力ですよねー。
      コメントありがとうございます。

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