【遊戯王MD】環境上位デッキ「粛声」の実装決定!カード効果を解説

遊戯王マスターデュエル

2024年8月8日に新セレクションパック「ウィングス・オブ・ガーディアン」が登場予定。「RR」「氷結界」「粛声」などのカードが収録されることが判明した。

現環境でも上位に入賞している「粛声」や、新規カードで一気にデッキパワーが上がった「氷結界」などが収録されている。今回は発表された5枚のカードについて詳細を見ていく。

 

RR-ライジング・リベリオン・ファルコン

エクシーズ・効果モンスター
ランク13/闇属性/鳥獣族/攻4000/守3500
鳥獣族レベル13モンスター×5
①:このカードがX召喚した場合に発動できる。相手フィールドのカードを全て破壊する。その後、このカードが「RR」Xモンスターを3種類以上素材としている場合、この効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力の合計分のダメージを相手に与える。
②:フィールドのこのカードは他のカードの効果を受けない。
③:1ターンに1度、このカードのX素材を3つ取り除き、自分の墓地の「RR」Xモンスター1体を対象として発動できる。エンドフェイズまで、このカードはそのモンスターと同じ効果を得る。

2023年10月28日に発売された「PHANTOM NIGHTMARE」に収録されたRR(レイド・ラプターズ)の新たなエクシーズモンスター。ランク13という現段階最高ランクのモンスターだが、素材が余りにもキツ過ぎる為、RUMで特殊召喚を狙う。恐らく今回同時実装されるであろう「ЯRUM-レイド・ラプターズ・フォース」を使って、フィールド・墓地の「RR」Xモンスターを素材にするのが良いだろう。ランク4・4・5を使えば丁度13となる。

①の効果はエクシーズ召喚時相手のカードを全て破壊し、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える効果。相手ターンに「ЯRUM-レイド・ラプターズ・フォース」を使えば、そのまま妨害効果としても使える。
②の効果は他のカードの効果を受けない完全耐性。素の攻撃力も十分に高い為、さらに強固なモンスターとなる。
③の効果は墓地の「RR」エクシーズモンスターの効果をコピーする効果。「RR」エクシーズモンスターは種類が豊富なため、①の破壊・バーン効果後も臨機応変に立ち回ることが出来る。

 

氷霊山の龍祖 ランセア

シンクロ・効果モンスター
星10/水属性/ドラゴン族/攻3300/守2700
水属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①の効果は1ターンに2度まで使用できる。
①:相手がモンスターを特殊召喚した場合に発動できる(同一チェーン上では1度まで)。自分の手札・デッキ・EXデッキ・墓地から「氷結界」モンスター1体を特殊召喚する。その後、相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を守備表示にできる。
②:S召喚した表側表示のこのカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。EXデッキから「氷結界」Sモンスター1体をS召喚扱いで特殊召喚する。

2023年11月25日に発売された「TERMINAL WORLD」に収録された「氷結界」の新たなシンクロモンスター。「TERMINAL WORLD」はかつて「デュエルターミナル」に収録されていたカテゴリに新規カードが追加されたパックで、「氷結界」はその1つとなっている。「氷結界」は相手の行動を妨害する事が得意なテーマだが、デッキパワーはそこまで高くなかった。しかし、今回の新規カードで一躍環境デッキクラスのパワーを得ることが出来た。余談だが、2024年には「TERMINAL WORLD 2」の発売が決定している。次はどのカテゴリに強化が入るか楽しみだ。

①の効果は相手の特殊召喚をトリガーに手札・デッキ・EXデッキ・墓地から「氷結界」モンスターを特殊召喚し、相手モンスターを守備表示にする効果。このカードがあれば「氷結界」のあらゆるモンスターを場に出すことが出来る。相手ターンであれば、「氷結界の虎将 ライホウ」によるモンスター効果の無効や、「氷結界の交霊師」による魔法・罠の制限効果を狙える。EXデッキからも呼び出せるが、シンクロ召喚扱いではないので、「氷結界の龍 トリシューラ」などの効果は使えないので注意。
②の効果はフィールドから離れたときに「氷結界」シンクロモンスターを特殊召喚出来る効果。こちらは紛れもなくシンクロ召喚扱いの為、「氷結界の龍 トリシューラ」などの効果が使える。

 

粛声なる守護者ローガーディアン

儀式・効果モンスター
星7/光属性/戦士族/攻2050/守2500
「粛声なる祈り」により降臨
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが儀式召喚した場合に発動できる。デッキから「粛声」モンスターまたは戦士族・ドラゴン族の儀式モンスター1体を手札に加える。
②:自分のフィールドか墓地に「粛声の祈り手ロー」が存在する限り、このカードの攻撃力は2050アップする。
③:自分フィールドに「粛声の祈り手ロー」が存在し、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。

2023年10月28日に発売された「PHANTOM NIGHTMARE」に収録された「粛声」という新たなカテゴリに属する儀式モンスター。2000年3月に発売された「DARK CEREMONY EDITION」に収録されている「ローガーディアン」のリメイクカードでもある。「ローガーディアン」は特に効果を持たない儀式モンスターだ。「粛声」はドラゴン族・戦士族で光属性の儀式モンスターを中心に構成されたテーマで、「粛声なる守護者ローガーディアン」と「粛声の祈り手ロー」を並べて戦うのが基本戦術となる。「粛声の祈り手ロー」から「粛声なる祈り」をサーチし儀式召喚を狙う。

①の効果は儀式召喚時「粛声」モンスターまたは戦士族・ドラゴン族の儀式モンスターをサーチする効果。古聖戴サウラヴィス」による無効効果や、「粛声の竜賢姫サフィラ」のサーチ効果を狙いたい。
②の効果はフィールドか墓地に「粛声の祈り手ロー」がいる時攻撃力を2050アップする効果。このカードを展開した際は、かならずフィールドか墓地にローはいる為、ほとんどのケースで攻撃力4100をキープする事が出来る。
③の効果はフィールドに「粛声の祈り手ロー」がいる時魔法・罠・モンスター効果を無効にして破壊する効果。「粛声の祈り手ロー」はこのカードがフィールドにいれば墓地から蘇生できる効果を持っているため、儀式召喚後は相手に妨害されない限り、「ローガーディアン」と「ロー」の両方が並ぶ。

 

エニグマスター・パックビット

シンクロ・効果モンスター
星8/水属性/サイバース族/攻2900/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが、S召喚した場合または墓地へ送られた場合、自分の墓地か相手フィールド(表側表示)のモンスター1体を対象として発動できる。自分の手札を1枚選んで捨て、対象のモンスターを永続罠カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手ターンに発動できる。自分の魔法&罠ゾーンの表側表示のモンスターカード1枚を特殊召喚する。

2023年10月28日に発売された「PHANTOM NIGHTMARE」に収録された汎用シンクロモンスター。ただ、レベル8かつ永続罠に関する効果を持っているため、【センチュリオン】とは非常に相性が良いので、センチュリオン使いはぜひチェックしてほしい。

①の効果はシンクロ召喚時または墓地へ送られた時、自分の墓地または相手のモンスターを永続罠カード扱いで置く効果。相手モンスターの妨害効果として使うか、②の効果を発動するために自身を永続罠扱いで置くのが良いだろう。「センチュリオン」であれば自身の効果でフィールドに特殊召喚する効果があるので、相性が良い。
②の効果は永続罠扱いのこのカードを特殊召喚する効果。まさに「センチュリオン」のような効果であり、①の効果で永続罠に置かれればそのまま特殊召喚出来るので、更に展開を行うことが出来る。

 

レスキューヘッジホッグ

効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドのこのカードを除外して発動できる。レベル3以下で種族・属性・レベルが同じとなる、通常モンスターと効果モンスターを1体ずつデッキから特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。

Vジャンプ(2023年10月号)に付属されたカードで、「レスキュー」と名のついたカード群の1つ。カテゴリ化しているわけではないが、いずれも自身をコストに特定のモンスターをリクルートする効果を持つ。

①の効果はレベル3以下で種族・属性・レベルが同じ通常モンスターと効果モンスターをそれぞれリクルートする効果。通常モンスターを採用する必要はあるため、通常モンスターを採用する事が苦にならないテーマと相性が良い。上手くハマれば様々なモンスターを場に出すことが可能だ。モンスター効果は無効化されるので、EXモンスターの素材にしよう。除外してカードを発動するため「墓穴の指名者」に引っかからない点は優秀。

 

 

現状判明している5枚のカードを紹介したが、これ以外にも同カテゴリのカードも収録されるだろう。特に「粛声」は環境でも上位に位置にいるテーマであり、構成や展開もシンプルで分かりやすいため、多くのデュエリストに採用する事が予想される。使ってみるにしろしないにしろ、ランクマで多く見かけることになると思うので、今の内からカードについて学んでおいた方が良さそうだ。このブログでも「粛声」デッキの記事は書こうと思っているので、良かったらチェックしてみてほしい。

 

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