【遊戯王OCG】チェーンを組まない無効。ライゼオル・クロスの効果と使い方を解説

遊戯王OCG

2024年8月24日発売のデッキビルトパック「クロスオーバー・ブレイカーズ」に収録される新たなテーマ「ライゼオル」に新規カードの実装が発表された。かなり強力なフィールド魔法カードのようなので、カードの効果と使い道について解説していく。

ちなみに「ライゼオル」の他のカードについては、別記事にまとめているのでそちらを参考にしてほしい。

 

ライゼオル・クロス

フィールド魔法
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分は同名カードが自分フィールドに存在しないモンスターしかX召喚できない。
②:「ライゼオル・クロス」以外の自分の墓地の「ライゼオル」カード2枚を対象として発動できる。
そのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。その後、自分は1枚ドローする。
③:1ターンに1度、相手が発動したモンスターの効果の処理時に、自分は自分フィールドの「ライゼオル」XモンスターのX素材を1つ取り除く事ができる。その場合、その効果は無効化される。

「ライゼオル」専用のフィールド魔法カード。効果はほとんど「ライゼオル」に関するものなので専用デッキで使う事になるだろう。現代遊戯王の例に漏れず強力なフィールド魔法カードとなっている。「ライゼオル」指定のカードのため、「ライゼオル・デュオドライブ」でサーチ可能。

①の効果は同名のエクシーズモンスターをエクシーズ召喚でフィールドに出せない制約効果。「ライゼオル・デッドネーダー」の妨害効果はターン1指定が無いので、もし複数体並べたい場合は、このカードの発動前にフィールドに出す必要がある。制約は「エクシーズ召喚」のみなので、「ライゼオル・プラグイン」などの蘇生効果は問題なく行える。
②の効果は墓地の「ライゼオル」カードを2枚デッキに戻して1枚ドローできる効果。1枚ドローは単純にありがたく、「ライゼオル」デッキは連続して展開及びエクシーズ召喚を行うため、デッキのリソース切れを防ぐことも狙える。
③の効果は相手モンスターの効果を「ライゼオル」エクシーズモンスターの素材を使って無効にする効果。発動を介さない効果の為、この効果にチェーンして無効にされることも無い強力な効果だ。「ライゼオル・デッドネーダー」の妨害効果は破壊のみのため、このカードの無効効果と合わせて妨害を構えることが出来る。

 

強力なフィールド魔法にありがちな発動時のサーチ効果こそないため初動にはならないものの、「ドロー効果」「リソース回復」「チェーンを組まない無効効果」と、「ライゼオル」テーマのデッキパワーを純粋に底上げする良いカードだ。展開中に「ライゼオル・デュオドライブ」を経由してこのカードをサーチし、より強力な盤面を築き上げよう。

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