「遊戯王マスターデュエル」では2024年8月15日~27日の間「WATER&WINDフェス」イベントが開催される。このイベントは「水」または「風」属性のモンスターのみ使えるイベントなので、それらの属性に関するカードやテーマを使用することになる(一部の強力なカードは制限対象)。また「増殖するG」や「灰流うらら」など必須級の手札誘発は「水」「風」属性ではないので、それらのカードは使うことが出来ず、「展開」や「サーチ」を積極的に行う事が可能だ。
マスターデュエルのイベントは「ジェム」を多く獲得できるため積極的に参加したいが、レンタルデッキばかり使っても面白くない。せっかくなら自作のデッキを組みたいところだが、さてどうしようか・・・
お、そうだ。せっかくなら先日ブログで紹介した「あのカード」を使ってみよう。
というわけで組んでみました。
「LL(リリカル・リスキニア)~インディペンデント・ナイチンゲールを添えて~」
前回のブログで「The tyrant NEPTUNE」と「LL-インディペンデント・ナイチンゲール」の相性が良すぎたことで、ワニの方が禁止になったと紹介したが、せっかくなら「ナイチンゲール」の強さも実感したいという事でデッキを組んでみた。「LL(リリカル・リスキニア)」は全て「風属性」で構成されているので、今回のフェスイベントにもピッタリである。またテーマ内のレアリティが低めというのもポイントが高い(エクシーズモンスターを除きSR以下)。
とは言え何か特別なことをしているわけではなく、通常の「LL」デッキに融合を追加して「LL-インディペンデント・ナイチンゲール」の融合召喚を狙っているだけのため、通常プランは「LL-アセンブリー・ナイチンゲール」で顔面を殴りまくるのがメインの戦い方。そして、手元に「融合」カードが来ていればそのまま「LL-インディペンデント・ナイチンゲール」を融合召喚して、バーンダメージで〆というムーヴをかませる。通常のランクマ戦と違い使える属性が限られているため、先行制圧や妨害カードが少ない今回のようなイベントだからこそできる戦い方である。気を付けるポイントとして「LL-ベリル・カナリー」の効果を使ってしまうと、「LL-インディペンデント・ナイチンゲール」が出せなくなってしまう点は注意。
イベントに参加している他テーマの先行制圧もそこまできつくないので、後攻ワンキルが狙いやすいのもこのデッキを使う大きな強みである。「サンダーボルト」や「ライトニング・ストーム」などで盤面を更地にして殴りまくるという芸当が可能だ。仮に先行をひかされたとしても「キキナガシ風鳥」で相手ターンをすかすといった戦法も取れる。
ランク1 風属性
鳥獣族/エクシーズ/効果 ATK/ 0 DEF/ 0
レベル1モンスター×2
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、他のカードの効果を受けない。
②:1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。このターン、このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。この効果は相手ターンでも発動できる。
後は前回引いたパックで何枚か手に入れた「スワローズ・カウリー」も採用している。「LL」は手札から特殊召喚する手段が豊富であり、「スワローズ・ネスト」と異なり、手札のカードを入れ替えられる点でも相性が良い。詳しくは以前書いた記事を参考にしてほしい。
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の手札・フィールド(表側表示)の鳥獣族モンスター1体をリリースして発動できる。レベルがリリースしたモンスターと同じとなる鳥獣族モンスター1体をデッキから手札に加える。
後は今回のフェスと相性が良いことで注目を浴びているのが「皆既日蝕の書」である。今回のフェスは「氷結界」や「ふわんだりぃず」などリンクモンスターをあまり使わないテーマが多く、「皆既日蝕の書」はそれらのモンスター裏返しにしてしまい効果を使わせ無くしてしまう点で優れている。エンドフェイズには裏返しにした分だけドローされてしますが、「LL」であれば後攻ワンキルを決められるだけの火力は出せる為、特に問題はない。
速攻魔法
①:フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。このターンのエンドフェイズに、相手フィールドの裏側守備表示モンスターを全て表側守備表示にし、その後、この効果で表側守備表示にしたモンスターの数だけ相手はドローする。
以上が「LL(リリカル・リスキニア)~インディペンデント・ナイチンゲールを添えて~」のデッキについてだ。今回フェスイベントを参加するにあたり、
・後攻ワンキルでパパっと周回したい
・レアリティを低めに抑えたい
・「LL-インディペンデント・ナイチンゲール」で遊びたい
という人にぜひおススメしたいデッキなので、フェスイベントで何のデッキを組むか迷っている人は参考にしてもらいたい。
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