【遊戯王MD】相手ターン大型シンクロ!レッドデーモンセンチュリオン!

遊戯王マスターデュエル

2024年7月11日「遊戯王マスターデュエル」新パック「エターナルパートナーズ」が発売され、人気の高い「センチュリオン」が実装された。

女の子と巨大ロボを駆使して「永続魔法」と相手ターン大型シンクロモンスターで戦う同テーマだが、早速ラックマッチでも数多く見られる。「センチュリオン」テーマ単独で戦うことも出来るが、混ぜ物をして戦うことも少なくない。「ホルス」と組み合わせている人も多いが、今回は同じ大型シンクロモンスターで戦う「レッド・デーモン」デッキを紹介しようと思う。レッドデーモンの攻撃力の高さと、センチュリオンの相手ターンシンクロを駆使したより柔軟な戦いが出来るようになった。デッキレシピや展開方法なども載せているので、ぜひ参考にしてもらいたい。

ちなみに、今回のブログを書くにあたり、「レッドデーモン」使いの友人に多大な協力を得ている。この場を借りてお礼を言わせていただく。

 

 

デッキレシピ

メインデッキ】
モンスター
ソウル・リゾネーター 3枚 SR
ヴィジョン・リゾネーター 2枚 UR
クリムゾン・リゾネーター R
シンクローン・リゾネーター  R
ボーン・デーモン 3枚 SR
執愛のウヴァループ N
地縛囚人 ストーン・スィーパー 3枚 UR
重騎士プリメラ UR
従騎士トゥルーデア SR
増殖するG 3枚 UR
灰流うらら 3枚 UR
原始生命態ニビル UR
魔法
クリムゾン・ヘルガイア 3枚 UR
スタンドアップ・センチュリオン! 3枚 SR
煉獄の災天 2枚 SR
墓穴の指名者 2枚 UR
抹殺の指名者 UR
おろかな埋葬 UR
三戦の才 UR

スカーレッド・ゾーン SR
騎士魔防陣 N
無限泡影 UR
スキルドレイン SR

【エクストラデッキ】
レッド・デーモンズ・ドラゴン 2枚 SR
スカーレッド・デーモン 2枚 UR
レッド・ライジング・ドラゴン SR
琰魔竜 レッド・デーモン・アビス UR
琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル SR
スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン UR
騎士皇アークシーラ UR
深淵の神獣ディス・パテル UR
赤き竜 UR
氷結界の龍 トリシューラ UR
コズミック・ブレイザー・ドラゴン UR
フルール・ド・バロネス UR
妖精竜 エンシェント UR

N2枚 R2枚 SR18枚 UR33枚

 

デッキの強みと弱み

前提として、「レッドデーモン」デッキは初動の安定力がある。「ソウル・リゾネーター」が初動となるのだが、そのアクセス手段は豊富で、今回のレシピにおいても全部で14枚あるため事故はそこまで起こらない。また、最終盤面の制圧力も高く、デッキ全体の火力も高いため、フィニッシュには申し分ない。
一方で、貫通力があまりない点が挙げられる。「ソウル・リゾネーター」を止められるとそのままエンドフェイズとなるケースも。レシピでは「煉獄の災天」や「おろかな埋葬」で「ボーン・デーモン」にアクセスする手段を増やしている。

そこで今回採用した「センチュリオン」の出番だ。「騎士皇アークシーラ」は闇属性ドラゴン族シンクロモンスターのため、「レッドデーモン」の縛りに引っかからず、「スタンドアップ・センチュリオン!」サーチからの「センチュリオン」展開に繋げられる。仮に「ソウル・リゾネーター」を誘発で止められたとしても、手元に「センチュリオン」モンスターカードや「スタンドアップ・センチュリオン!」があれば、「赤き龍」を使った最低限の妨害を構えることが出来る。

本来純構築の「レッド・デーモン」だと闇属性ドラゴン族シンクロ縛りがつくため、「赤き竜」を自分のターンにシンクロ召喚する事が出来なかったが、「センチュリオン」によってそれが可能となり、「スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン」「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」「氷結界の龍 トリシューラ」を状況に応じて使い分ける。

 

各カードの解説

「スカーレッド・デーモン」と「センチュリオン」に関する主要カードについて解説する。

 

ソウル・リゾネーター…初動札。召喚権は基本ここに使う。主なサーチ先は「ボーン・デーモン」。

クリムゾン・リゾネーター…「ボーン・デーモン」で落とされた後、「レッド・ライジング・ドラゴン」で蘇生する。リゾネーター2体までリクルート出来る効果は強力。

ヴィジョン・リゾネーター…墓地に落ちると魔法・罠をサーチできるため、「ボーン・デーモン」「おろかな埋葬」「煉獄の天災」で墓地に落として「クリムゾンヘルガイア」をサーチする。「クリムゾンヘルガイア」の効果で「ソウル・リゾネーター」をサーチできるので、そこから展開に繋ぐことができる。

シンクローン・リゾネーター …「琰魔竜 レッド・デーモン・アビス」作るためだけの星1。基本は「クリムゾン・リゾネーター」で呼ぶ。墓地に送られた時のサルベージ効果は「ヴィジョン・リゾネーター」を対象にすることで、ヴィジョンの特殊召喚に繋げることが出来る。

ボーン・デーモン…非チューナーはこのカードが対象。墓地からも蘇生出来るので手札コストはこのカードに使うと無駄がない。効果で墓地に落とすカードは基本は「クリムゾン・リゾネーター」。次点で「ウヴァループ」。

執愛のウヴァループ…上振れ展開に繋がるカード。「ソウル・リゾネーター」と「ボーン・デーモン」が既に手札にある場合は、このカードを手札にくわえて「ディスパテル」を場に出して妨害を増やすことが出来る。

地縛囚人 ストーン・スィーパー…全てのリゾネーターをサーチ可能。優先は初動となる「ソウル・リゾネーター」。
ごく稀に特殊召喚効果で相手の妨害の貫通も狙える(ソウル・リゾネーターとのレベル8シンクロ)。

煉獄の災天…貫通&上振れ札。「ソウル・リゾネーター」のサーチ効果を妨害された時、「ボーン・デーモン」を素引きしていなくても、このカードがあればデッキから「ボーン・デーモン」墓地に送れるので展開を続行出来る。またこのカード自体が「ボーン・デーモン」のコストに使える事や、「ボーン・デーモン」を素引きしていた時に、「ウヴァループ」を選択できるなど、選択の幅が広い。

クリムゾン・ヘルガイア…永続魔法のため、初動カードのサーチや以降も継続してカードを供給してくれる継戦力の要。「ソウル・リゾネーター」や「スカーレッドゾーン」「ヴィジョン・リゾネーター」など対象となるカードも幅広い。また、③の「レッド・デーモンズ・ドラゴン」蘇生効果も、「スカーレッド・デーモン」を選ぶなど役立つケースも多い。

スカーレッド・ゾーン…②の除外状態から蘇生させる効果は、「ウヴァループ」で除外したモンスターや、自身の効果で除外した「スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン」を即帰還させるといった運用も可能だ。
ちょっとしたテクニックとして、①の破壊効果を、自分フィールドのモンスターを対象にすることで、「クリムゾン・ヘルガイア」の蘇生効果を誘発する使い方出来る。永続罠のため、発動ロスはあるもの性能自体はかなり高く、相手に破壊されたとしても「クリムゾン・ヘルガイア」でサルベージすることもできる点も強い。

 

展開ルート

「ソウル・リゾネーター」初動からの展開方法について紹介する。

 

「ソウル・リゾネーター」1枚初動

自分ターン終了時:
琰魔竜 レッド・デーモン・アビス、騎士皇アークシーラ、重騎士プリメラ
スタンドアップ・センチュリオン!、従騎士トゥルーデア(永続罠)、クリムゾン・ヘルガイア、スカーレッド・ゾーン、騎士魔防陣

相手ターン:
トゥルーデアss→スタンドアップefでプリメアとトゥルーデアを素材に赤き龍SS
赤き竜ef→レベル9または12のドラゴン族シンクロモンスターをSS

最終盤面
・「琰魔竜 レッド・デーモン・アビス」の無効効果
・レベル9または12のドラゴン族シンクロモンスターの妨害
・「ファランクス」による除外
・「スカーレッドゾーン」の破壊効果(※「レッド・デーモンズ・ドラゴン」またはそのカード名が記されたシンクロモンスターがいる時)
合計4妨害

その他
・「クリムゾンヘルガイア」自身のモンスター破壊時に墓地の「レッド・デーモンズ・ドラゴン」蘇生
・「騎士皇アークシーラ」の表側魔法・罠カードの破壊無効
・「ソウル・リゾネーター」による破壊肩代わり

 

展開ルート動画

自分のターン開始
・ソウルns、ボーンサーチ→ボーンef、手札を1枚捨てボーンss
・ボーンef、クリムゾンを墓地に落としてレベルを1下げる
・ソウルとボーンを素材にライジングSS→ライジングef、クリムゾン蘇生
・クリムゾンef、ヴィジョンとシンクローンをリクルート
・ライジングとヴィジョンを素材にスカーレッドSS、ヴィジョンef、ヘルガイアサーチ
・スカーレッドとシンクローンを素材にアビスSS
・スカーレッドefシンクローンef→ヴィジョン回収レッドデーモンズSS→ヴィジョンef、ヴィジョンss
・レッドデーモンズとヴィジョンを素材にベリアルSS→ベリアルとクリムゾンを素材にアークリーラSS
・アークシーラef、スタンドアップサーチ→スタンドアップef→手札を1枚捨てトゥルーデア表側セット
・トゥルーデアef、トゥルーデアss→トゥルーデアef、トゥルーデア表側セットしプリメラ表側セット
・プリメラef、プリメラss→プリメラef、騎士魔防陣サーチしセット
・ヘルガイアef、スカーレッドゾーンサーチしてセット
ターンエンド

相手のターン開始
・トゥルーデアef、トゥルーデアssしレベル4上げる。
・スタンドアップef、プリメラとトゥルーデアを素材に赤き竜SS
・赤き竜ef、自身をデッキに戻してレベル9or12ドラゴン族シンクロモンスターをSS

 

追加カードについて

最後に今後マスターデュエルに実装されるであろう、相性の良い追加カードについて紹介しよう。

 

紅蓮王 フレイム・クライム

効果モンスター
星3/炎属性/悪魔族/攻1700/守 300
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに悪魔族チューナーが存在する場合、
または相手フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在する場合、
自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
自分フィールドの炎属性モンスターの種類×400ダメージを相手に与える。
③:このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから通常罠カード1枚を墓地へ送る。

①自身を特殊召喚、②バーンダメージ、③墓地に送られた時通常罠カードを墓地に送る効果がある。
①の自己特殊召喚効果は、悪魔族チューナーが主体の「レッドデーモン」デッキのおいては、容易に行える。「ソウル・リゾネーター」でサーチ・特殊召喚出来れば、そのままシンクロ召喚が行える。
③の効果では強力な効果を持つ通常罠カード「スカーレッド・レイン」を墓地に落とせば、自身の効果で手札に加えることが出来る。今までサーチ手段がなかったが、このカードのおかげで無理なく採用出来るようになった。

 

輝ける星の竜

チューナー・効果モンスター
星4/光属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、相手メインフェイズに、
自分の墓地のドラゴン族Sモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚し、対象のモンスターの効果を無効にして特殊召喚する。
その後、このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてドラゴン族Sモンスター1体のS召喚を行う事ができる。
②:このカードをS素材としてドラゴン族SモンスターをS召喚した場合、
そのSモンスターは戦闘では破壊されない。

①相手メインフェイズに自身を特殊召喚及びドラゴン族シンクロモンスターを蘇生してのシンクロ召喚、②シンクロ召喚したモンスターの戦闘破壊無効効果。
手札から奇襲的にシンクロモンスターが行えるため、相手の意表を突くことが出来る。「スタンドアップ!センチュリオン」で相手ターンシンクロを行うことは出来るが、相手には見えているため対策を打ててしまうが、このカードであればそういった心配もない。墓地のレベル8「スカーレッド・デーモン」を蘇生してから、「赤き竜」からのシンクロ召喚が一番使いやすいか。

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