突然だが「リトルノア」というゲームはご存じだろうか。
2015年~2019年にアプリで配信されていたソシャゲなのだが、今回そのリトルノアを題材としたローグライトアクションゲーム、「リトルノア 楽園の後継者」が2022年6月28日にサイゲームスから発売された。
自分はソシャゲ時代の「リトルノア」は全く知らなかったのだが、ローグライク好きとして遊んでみたので、今回は「ここがスゴイよ リトルノア3選」を紹介しようと思う。
1.ローグライト体験の加減がちょうどいい
まずローグライトゲームというゲームジャンルについてだが、元々は「ローグライク」から派生した言葉で、ダンジョンやマップがランダムで変化し、ゲーム上で死ぬとレベルがゼロに戻るというのがゲームの特徴である。
その難易度が高いローグライクを比較的ライトに(ゆるく)したのがローグライトだ。
「リトルノア」はローグライトを体験するにあたり非常に丁度いい塩梅となっている。
ローグライトの要素(死んだら一からやり直し)は抑えつつ、死ぬ度に少しずつ基礎ステータスやスキルが強化されていくので、中々クリアが出来ない人でも少しずつ先に進める仕様になっている。
熱過ぎずぬる過ぎず、ちょうどいいお湯加減に浸れる「リトルノア」は、初めてローグライトを経験したい人にこそ遊んでもらいたいゲームだ。
2.ゲームシステムがストレスフリー
遊んでみると分かるのだが、「リトルノア」はプレイ中のストレスがほとんど無い、非常に優等生なゲームだ。
例えばマップ移動の際、一度移動したマップはどこにでも一瞬で移動する事が出来る。意外とこういった細かいシステムは周回を前提としたゲームにおいては、非常に重要だったりする。
ローグライトはアクション要素を存分に楽しみたいゲームなので、煩わしい移動がなくなるのは物凄くありがたい。
マップ移動の読み込み速度も早く、ストレスを全く感じず、死んでしまっても気持ちよく周回出来る「リトルノア」は、ローグライトとしてとても優秀だ。
さらにアクション要素も、コンボの組み合わせなどカスタマイズ要素は残しつつも、根本のゲームシステムは比較的シンプルな作りになっているので、複雑過ぎず爽快なアクションを楽しむことが出来るところもポイントが高い。
ローグライトに必要な要素をしっかりと抑えている「リトルノア」はローグライトの教科書のようなゲームだ。
3.カワイイイラストタッチ
本作のキャラクターデザインを手がけたのは「吉田明彦」氏で、『ファイナルファンタジーXII』や『タクティクスオウガ』『ブレイブリーデフォルト』 を手掛けている。その可愛らしいゲームデザインは「リトルノア」の特徴の1つだ。
ローグライトはゲームシステムに特化している事が多いので、ビジュアルが二の次になっていることもしばしばある(※個人の感想です)が、ことリトルノアに関しては馴染みやすい可愛らしいイラストは、非常に万人受けしやすい。
ゲーム全体のグラフィックもとても綺麗なので、その辺りもぜひ楽しんでもらいたい。
以上が「ここがスゴイよ リトルノア3選」だ。正直もっと話したいことはたくさんあったのだが、長くなってしまうので割愛させてもらった。
値段も1,500円とお手頃価格なので、「ローグライトやったことないけど、遊んでみたかったんだよなー」という人はぜひ遊んでみてほしい。
商品名:リトル ノア 楽園の後継者 リリース日:2022年6月28日 対応ハード:Nintendo Switch™ / PlayStation®4 / Steam® 価格:1,500円(税込) ジャンル:ローグライトアクション 開発元:Cygames
コメント