【遊戯王OCG】「灰滅」目当てで「WORLD PREMIERE PACK 2024」を開封してみた。

今回は、2024年9月28日に発売された新パック「WORLD PREMIERE PACK 2024」の開封結果について紹介していきたいと思う。

「WORLD PREMIERE PACK 2024」は海外で先行発売されたカードを収録したパックで、「炎の剣士」「灰滅」「ティスティナ」の新テーマ３種と様々な汎用カードが収録されている。当ブログでもいくつかのテーマは紹介させてもらったが、どのテーマも少し変わった戦い方をするテーマのため、面白いデッキを組んでみたい人にはおススメしたいデッキだ。
個人的には「灰滅」がイラストもかっこよく動きも非常に独特なので気になっている。パックの開封結果次第では、デッキを組んでみたいところだ。今回は２箱買ってきたので、どんなカードが封入されていたのか、早速見ていこう。ちなみに本パックには「World Championship Series 2023」の賞品の日本語版レプリカが２種収録されており、それぞれ「エクストラシークレットレア」というバージョンで実装されている。

１箱目の開封結果
1. 竜葬主－ヴィブリアル
２箱目の開封結果
1. マインド・キャスリン

１箱目の開封結果

シークレットレア　「闘炎の剣士」
ウルトラレア　「極炎の剣士」
ウルトラレア　「竜葬主－ヴィブリアル」
スーパーレア　「闘気炎斬剣」
スーパーレア　「結晶神ティスティナ」
スーパーレア　「灰滅せし都の巫女」

１箱にシークレットレア１種、ウルトレア２種、スーパーレア３種という封入内容になっていた（シークレットレアが確定かどうかは不明）。「灰滅せし都の巫女」はサーチ効果を持っているため、「灰滅」デッキでは３枚必須となる。ここで１枚確保できたのは大きい。後気になるカードは「竜葬主－ヴィブリアル」だろうか。

竜葬主－ヴィブリアル

レベル１０　闇属性
幻想魔族／効果　ATK/3000 DEF/ 0
①：モンスターがメインフェイズに相手フィールドから墓地へ送られた場合、このカードがどこに存在するかによって以下の効果を発動できる（このカード名の以下の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない）。
●手札：このカードを特殊召喚する。
●フィールド：相手フィールドの効果モンスター１体の攻撃力を１５００ダウンする。この効果で攻撃力が０になった場合、さらにそのモンスターを破壊できる。
②：このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その２体はその戦闘では破壊されない。

相手フィールドのモンスターが墓地に送られた時、自身がどこにいるかによって効果が分かれる効果を持っている。

・手札にいる時…特殊召喚
・フィールドにいる時…相手の攻撃力を１５００ダウンし、０になった場合破壊

それぞれ１ターンに１度ずつ使う事が出来る為、展開兼妨害を連動して行う事が出来る。特殊召喚自体は容易であり、相手がその後の展開でさらにモンスターを墓地に送った時に、攻撃力ダウン効果＆破壊効果を狙えるので牽制にもなる。相手依存にはなるものの、レベル１０かつ幻想魔族モンスターが簡単にフィールドに出せる点は魅力的であり、そのまま妨害としてフィールドに立たせておくか、素材として活用するといいだろう。攻撃力も３０００と高いが、幻想魔族特有の戦闘破壊耐性効果も持っているため、戦闘での破壊が出来ない点は若干ミスマッチだ。

現行のテーマの中で特別相性が良いテーマは現状無さそうではなるが、幻想魔族・攻撃力３０００・守備力０・レベル１０はかなり個性的なステータスのため、今後使えるテーマが出たときのために、１枚確保しておいてもいいだろう。

２箱目の開封結果

シークレットレア　「滅亡き闇 ヴェイドス」
ウルトラレア　「極炎の剣士」
ウルトラレア　「マインド・キャスリン」
スーパーレア　「クリシュナード・ウィッチ」
スーパーレア　「結晶神ティスティナ」
スーパーレア　「灰滅せし都の巫女」

シークレットレア枠で「滅亡き闇ヴェイドス」が引けたのはかなり嬉しかったが、１箱目と比較すると６枚中３枚ダブってしまったのは少々残念。２枚目の「灰滅せし都の巫女」が引けたのは良かったが、「滅亡龍ヴェイドス」が１枚も引けなかったのは辛い（「滅亡龍ヴェイドス」は「灰滅」デッキには３枚必須のため）。「クリシュナード・ウィッチ」は「灰滅」とも相性が良い為、採用してみても面白いだろう。後、気になるカードと言えばウルトラレアの「マインド・キャスリン」だろうか。

マインド・キャスリン

レベル６　闇属性
サイキック族／シンクロ／効果　ATK/1500 DEF/2600
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：相手フィールドの表側表示モンスター１体を対象として発動できる。そのモンスターとこのカードのコントロールを入れ替える。
②：S召喚したこのカードが墓地へ送られた場合、自分及び相手フィールドの表側表示モンスターを１体ずつ対象として発動できる。そのモンスター２体のコントロールを入れ替える。

特別な素材を指定しない汎用的なレベル６シンクロモンスターだ。自身と相手モンスターと入れ替える起動効果と、墓地に送られた時、互いのモンスターを入れ替える効果を持つ。

「シンクロ召喚時」に１回、その後送られたこのカードを破壊する事でもう１回と、合計２回相手モンスターを奪うことが出来る。対象に取るため耐性持ちには効かないが、効果が通れば相手モンスターを永続的に奪うことが出来る。さらに自分のモンスターを相手に送ることも可能なため、他カードとのコンボ的な動きを狙うのも良さそうだ。「転晶のコーディネラル」が似たような効果を持っているが、「マインド・キャスリン」が好きなモンスターを交換できるのに対して、「転晶のコーディネラル」が対象に取らないがリンク先のモンスターしか選べないので、一長一短といったところか。
シンプルに相手のモンスターを永続的に奪うことが出来るのは強力であり、シンクロ主体のテーマであれば１枚採用してみれば思わぬ活躍が出来るかもしれない。

２箱開封してみたところ残念ながらお目当ての「灰滅」をたくさん引くことはかなわなかった。ただ、シークレットレア枠で「滅亡き闇ヴェイドス」が引けたのはかなり嬉しかったので、一旦は観賞用という事で大事に保存しておこうと思う。代わりと言っては何だが、最近１つデッキ組んでみたので、後日こちらの内容をブログでお伝えしようと思う。今後伸びしろがあると思われるテーマで組んでみたデッキなので、お楽しみに。