【ダンジョンエンカウンターズ】vol.1『このゲームには必勝法がない』

ゲームレビュー

このブログは「マルメロゲームチャンネル」内でライブ配信したゲーム実況、
【ダンジョンエンカウンターズ #1】感じるな、考えろ。ダンジョン探索RPG【LIVE】
の続きをまとめたものです。前回の詳細が気になる方は、アーカイブをご覧下さい。

新たな拠点と「アクセサリー」の重要性

 11階に到達したところから続き。先に進み12階で拠点を発見した。ここにはHP回復やアビリティ回復はもちろん、武器や防具など、0階にあったショップのほとんどが揃っている。0階より上位の武器防具があったため、ここで物資を調達。

今後も中間拠点は用意されているのだろうか

 その中でも特に気になったのが『アクセサリー屋』にあった「琥珀の指輪」「亜鉛の指輪」だ。
 これはそれぞれキャラクターの「物理耐久」と「魔法耐久」を増加させるアクセサリーだが、この増加分は他の防具効果と重複する。つまりアクセサリーの「物理耐久」が300だった場合、300そのまま上乗せされることになる。これはかなりデカい。

コストは少し重め

 防具は数に限りがあり、さらには上位の防具はなかなか店に並ばない。しかし、アクセサリーでステータスを補完することによって、冒険がかなり楽になった。「物理耐久」や「魔法耐久」はかなりの数値となり、戦闘中に耐久が0になることはほとんどなくなった。

アクセサリーを付けることで、耐久は800を超えることも

 さらに使えそうなアクセサリーとして「蛍石」を購入。これは「与えるダメージを増やす(攻撃加算値)」といった効果がある。つまり「攻撃加算値」が200だった場合、武器の攻撃力が200プラスされてダメージを与えることになる。
 このアクセサリーは「全体ターゲット」系の攻撃と特に相性がよく、マリアオール2が「250+200=450」の全体攻撃が出来るようになる。指輪での防御アップは出来なくなるが、味方に1人いるだけで殲滅スピードが格段にあがる。
 ここで1点注意なのだが、この「攻撃加算値」は「最終ダメージを増やす」というわけではなく、「武器や魔法の元々の攻撃力を加算する」のだ。つまり「ブリダニア銃」の元々の攻撃力が300のランダム全体攻撃なので、攻撃の値は「1~500」のランダム全体攻撃となる。「201~500」になるわけではないので注意。

耐久値が低くなるので、採用人数はほどほどがベター

 そのほかにも「パウダーガン」「古代の鏡」という武器も入手。これらはそれぞれ「毒」と「石化中」にする武器だ。
 「パウダーガン」は単体100%で毒を与える武器。毒は一定時間ごとに敵のHPを直接減らしていく。値はランダム。
 「古代の鏡」は単体75%で石化中を与える武器。石化中になるとカウント5がつき、0になった時点で敵は倒れる。
 両方即刻性がある武器ではないが、使い方を選べば強力な武器になりそうだ。

1ターン間に4~5回ほどダメージが入る。敵の最大HPによって効果が変わるかは不明
石化の耐久を持っている敵もいる

 こうしてメンバー全体のステータスを上げることで、道中の敵はかなり楽になった。レベルを上げ装備を揃えステータスの上から敵を殴り、勝ちパターンを見つけ更に奥へと進んでいく。
しかし、15階で待っていた現実は、今までで積み上げて来たものを叩き崩す『理不尽』さそのものだった。

積み上げてきた力が通じない「理不尽」な敵

 15階に到達。ここからまた新しい敵が出現するのだが、今まで戦ってきた来た敵とは全く異なるタイプの敵が出現した。その敵を紹介しよう。

 まずは「ゾンビ」。ゾンビは防御と魔防が高いがHPが1しかないため、そこまでは苦労しないのだが、こいつらは「ゾンビパウダー」という技を使用してくる。
 この技は対象のHPを強制的に1にするため、1になった状態で直接攻撃をくらうと文句なしで戦闘不能になる(体感5割~7割)。仮にその戦闘を終えたとしても、HP回復のアビリティは回数に限りがあるため、その後の冒険への影響も大きい。
 幸いゾンビはHPが低い為、「素手」や「パウダーガン」で対処できるので、出会ったときは優先的に倒して被害を最小限に抑える。

集団で襲ってくると厄介

 次に「キラービー」。「キラービー」は飛行タイプの敵であるため、魔法か遠距離攻撃の武器で戦う必要があるのだが、こいつらは「キラーニードル」という「即死攻撃」を使用してくる。
 こうなると耐久力も何も関係ない。当たれば当然一撃で戦闘不能となり、しかも戦闘不能となる確率が体感5割。3~4匹で集団で襲ってくるパターンが多い為、一斉に「即死攻撃」をしてきた場合、1~2人は戦闘不能になる。
 真っ先に倒す必要があるが、先述の通り一部の攻撃しか当たらないため、編成をしっかりと考えないとパーティーが壊滅状態になるのだ。

「飛行」を持っていることも地味に厄介

 最後が「クロックタワー」。「物理防御」「魔法防御」が共に600を超えているタフな敵だが、こいつらは「逆行」という技を使用してくる。
 この技は味方パーティー全員のATBバーを0にする効果がある。「クロックタワー」だけであれば大して怖くないのだが、こいつらに先ほどのキラービーが加わるとかなり脅威。「キラービー」を優先して倒したいが、「クロックタワー」を後回しにすると「逆行」によってパーティーの行動順がリセット、その間に「キラービー」の即死攻撃が飛んでくる。このパターンで何回パーティーが全滅しかけたか分からない。

「逆行」は全体攻撃のため、複数にしようされると確実にATBゲージが0になる

単純にステータスを上げるだけでは、このゲームは「攻略」出来ない

 このように今まで作り上げてきたパーティーが敵の『理不尽』な攻撃に成す術もなく蹂躙された。しかも何が問題かと言うと、この出来事がたった15階で起きたということだ(このゲームは99階まである模様)。
 「ダンジョンエンカウンターズ」は敵を倒してレベルを上げ、武器や防具を揃え、パーティーを強くして先に進むというゲームだと思っていたが、恐らくそうではない。階が進むにつれ、作り上げたパーティーを『理不尽』に蹂躙する敵が登場し、その敵を更に乗り越える『勝ちパターン』を考え、構築する。常に最善の手を考えながら深部へと進んでいく、シンプルだがタクティクス性の高いゲームだと推察する。

 今後どんな敵が現れるのか今から楽しみだ。また進展があったらブログに記します。

🎮======ゲーム詳細=======🎮 
商品名:DUNGEON ENCOUNTERS / ダンジョンエンカウンターズ
https://www.jp.square-enix.com/de/
リリース日:2021年10月14日
対応ハード:PlayStation4/Nintendo Switch/Steam
価格:3,520円(税込)
ジャンル:ダンジョン探索RPG
CERO:A(全年齢対象)
開発元:株式会社キャトルコール
発売元:SQUARE ENIX
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