中国の個人クリエイター「FYQD-Studio」が独学かつほぼ1人で開発した本格FPSゲーム『Bright Memory: Infinite』が遂に11月12日にSteam・GOCでリリースされる。そのアーリーアクセス版『Bright Memory』を本日はご紹介する。
銃と剣を駆使したハイクオリティFPSゲーム
近未来をベースにしたハイスピードFPS『Bright Memory』。“超自然科学研究機構(SRO)に所属している主人公の『シア』が銃や剣、さらには近未来武器を駆使して、世界の異変を調査すると言ったストーリー。このゲーム、1人で開発したとは思えないほどクオリティが高く、操作性やグラフィックやサウンドはメジャーゲームと比較しても遜色がない。
ゲーム本編は、様々な武器やスキルを組み合わせて華麗にコンボを決めていくのだが、具体的な内容に関しては、実際のプレイ画像をお見せしつつ紹介していく。
序盤から銃撃戦アクション開始
主人公のシアが「SRO実験室」に来たところから物語が始まる。倒れている兵士を調べていると急に銃撃戦が起きる。ここからすぐにアクションがスタートするので気が抜けない。
初期武器「ハンドガン」を使い兵士を倒し先に進む。操作自体は通常のFPSと同じ感覚で行えるので、そこまで戸惑うことはないだろう。途中で「マシンガン」と「ショットガン」を入手し、以降は銃は3種類の武器を使い分けて進む。
雑魚敵を倒すと、弾を落とすためそこで弾を補充しよう。
シアは「電磁パルス」という武器を所持しおり、使用すると目の前にいる敵を浮かせることが出来る。この間敵は無防備となるため、空中にいる敵に向かって銃を乱射し「コンボ」を決めよう。
その後実験室の端末で調査していると、かつての知り合い「カーター」と出会う。『この件に首を突っ込むな』と警告するカーターだったが、突如実験内部が暴走。謎の光にシアとカーターの部隊は吸い込まれていく。
格闘アクション『光刃』を敵に叩きこめ
飛ばされた先は謎の遺跡だった。見渡すと周りの大地が浮いており、ここは北極に隠された浮遊大陸らしい。実験室の暴走時に見た光と同じものを見つけたシアは、遺跡を調査すべく奥に進む。
遺跡の奥には、獣型のモンスターや人型のモンスターが生息しており、突如襲い掛かってくる。武器で応戦するシア。
シアには銃以外に「光刃」と呼ばれる剣を所持している。一度使うと一定時間使用できなくなるが、その威力は銃より高く、広範囲に攻撃出来る。またコンボ攻撃を繰り出すことや、空中にいる敵を切ることも出来るため、銃で敵をけん制しつつ「光刃」で敵を一気に薙ぎ払おう。
敵を倒すと『XP』というスキルポイントが貰える。このポイントを使うと、能力アップや新しいスキルを習得出来る。能力アップで移動速度をアップしたり、新しいスキルでコンボを強化することも出来る。自分の育成方針に合わせて、積極的にパワーアップしていこう。
銃や剣のアクション以外にも、マップ探索のジャンプアクションや、謎解き要素も用意されている。遠い場所にはダッシュしながらジャンプして渡るなど、ただのFPSゲームに留まらない遊び方も充実。
さらに奥に進むと、少し強めの中ボス的なモンスターが出現。この程度の大きさのモンスターであれば、「電磁パルス」の浮かしが有効なので、空中コンボを決めて大ダメージを与えよう。
何故かかがり火に刺さっている剣があり、調べると「BONFIRE LIT」の文字が。
ダーク○ウル?
特に効果はなかったので、パロディ要素なのだろうか。
FPSなのにソウルライク!?
かがり火の先に進むと全く別の場所にワープされるシア。するとそこには中世の騎士のような姿の敵が出現。さっきのかがり火要素ってこれの伏線?
今までと明らかに異質な姿の敵は本作1人目のボス。
ダ○ソ始まったな。
「迷いの森の領主」は剣を使って攻撃する敵だが、めっぽう強いの注意。鈍重だと思ったら急にダッシュで距離を詰めてきたり、リーチの長い剣で攻撃されると一気に体力が削られる。こちらもバックダッシュを駆使してなるべく広く距離を取って戦おう。最初は鎧のせいで銃でダメージが与えにくいので、剣で削ってから銃で攻撃するのがおススメ。
ボスを倒して先に進むと、実験室でシアと同じように光に飲みこまれたカーターと再会。出会い頭いきなり戦闘態勢に突入。話だけでもさせてくれ。
カーターの部隊は銃で攻撃してくるが、シアと同様「電磁パルス」を使ってダッシュ回避を使ってこちらの攻撃を避けてくる。銃で狙うのはかなり難しい為、剣を使って広範囲に攻撃しよう。
カーターの部隊を退けて遺跡調査再開。カーターは一体何を調べていたのだろか。調査中は先ほどのグラップルアクションやジャンプアクションなどを駆使して調べよう。
レバーを動かすと遺跡の中央から盃のようなアイテムが出現。カーターはこれを探していたのだろうか。
アイテムが現れると同時に、遺跡のモンスターが出現。モンスターを撃退しアイテムを入手するシアだったが、遺跡の底が崩壊。底にたまっていた水に落とされそのまま意識を失ってしまう。
多種多様なアクションを駆使してボスを撃破せよ
目が覚め少し進むと、前に来た場所にたどり着いた事に気づくシア。すると巨大なモンスターが突如出現。本作の最終ボスだ。
ボスの攻撃は強力だが動きが鈍重の為、しっかり距離を取ってダメージを与えよう。銃や剣の他にも新しく獲得したスキルを使用してダメージを叩きこめ。マップが狭い為、常に広い場所を確保することも重要だ。
HPを削り切ると第2フェーズに行こう。雑魚モンスターの同時出現やマップから火炎放射ギミックが飛び出してきて更に攻略難易度が上がる。
第2フェーズまでHPを削り切ると「とどめアクション」が発動。電磁パルスの力を使いボスを壁に力一杯叩き込む。格闘アクションの見どころがあるところも「Bright Memory」の魅力の1つだ。
ボスを倒し穴の先に進むと、そこにはカーターの部隊が宙づりされていた。ここでエンドロール。
一体誰の仕業なのか。この遺跡の謎は。カーターの狙いとは。
続きは『Bright Memory: Infinite』 で確認してほしい。
続きは11月12日発売 『Bright Memory: Infinite』
『Bright Memory』いかがだっただろうか。グラフィック・アクション性・本格SFストーリーなど1人で作ったとは思えないほどハイクオリティFPSゲーム。その正規版『Bright Memory: Infinite』 が11月12日Steam・GOCで発売予定だ。
気になる方はぜひチェックしてもらいたい。なお、本作を購入した方は『Bright Memory: Infinite』を無料でプレイ出来る権利をもらえるので、『Bright Memory』を購入してしまうのも良いだろう。
さらに、本編に加えサウンドトラックやDLCスキンも同日に配信予定だ。スキンは『Bright Memory』でもいくつか実装されている。普段と違うシアの姿が見られる。
『Bright Memory: Infinite』については『マルメロゲームチャンネル』でも実況予定なので、実際の映像を見たい方はぜひチャンネルに遊びに来てくれ。
アーリーアクセスから2年、『Bright Memory: Infinite』がどのような進化を遂げたのか。今からプレイが楽しみだ。
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